フルマラソンを走る際に摂取したいゼリーなどについて

多くの方にマラソンを走る際にどんな物を摂取したら良いですか?と質問をお聞きします。なので今回はフルマラソンを走る際に摂取したいゼリーなどについて書きたい思います。先ずはちょっとした勉強を!!フルマラソンを走るのにかかってしまう消費カロリーは成人男性60kgの人でしたら約2,500~2,800カロリーになります。人は約1,800カロリーを筋肉の中にエネルギーとして貯める事が出来ます。しかし、フルマラソンを走り切る為には約800カロリー足りないという事になるわけです。そこでレース中にエネルギーゼリーで足りないカロリーをゼリーなどで摂取してカバーする必要があります。トップ選手は豊富な練習によって脂肪燃焼効率が良い為にエネルギーを特に摂取しなくてもフルマラソンを走りきる事が可能ですが、市民ランナーの方はトップ選手程の脂肪燃焼効率が良くない為にエネルギーゼリーなどで補充していく必要があります。

給水地点などで後半になってバナナやパンやおにぎりなどの食べ物が置いてあったりしますが後半に摂取した食べ物がエネルギーとして機能してくれるのは実はゴールしてからの時間帯になってしまいます。もちろん空腹感がまぎれるという効果はありますが、不足したエネルギーの補給にはあまり適していないんです。そこでおススメするのがエネルギーゼリーなんです。なぜ、エネルギーゼリーかというと、摂取してから胃で消化する必要がないので直ぐにエネルギーとして活用されるからです。(摂取後20分前後でエネルギーに変換されます。)1レースを迎えるにあたっておススメのゼリーなどを紹介いたします。これはあくまで一例ですし好みによって味や商品なども変わってきますのでいきなり本番で試すのでなく練習の際にも試して頂けたらと思います。

先ずスタートする30分前にアミノ酸を補給します。↑↑(水で溶かす粉タイプのメダリストさんのアミノダイレクト)スタート前のアミノ酸を摂取することでレース中の筋肉損傷を軽減してくれると共に脂肪燃焼を促してくれる役割をしてくれます。

次は10km毎にエネルギーゼリーなどを摂取していきます。↑↑(メダリストさんのエネルギーゼリー)30km過ぎて摂取しては遅いんです。脱水と一緒で脱水になって水分をとっても時すでに遅しで、エネルギー切れを起こしてエネルギーを摂取しても時すでに遅しなんです。(エネルギー切れが起きると筋肉分解が始まる為に筋肉のダメージが一気に進んでしまい脚が動かなく原因になるのです。)ですので、早め早めにエネルギーを摂取すことをおススメします。理想は30km迄に3~4個のエネルギーゼリーを摂取することです。1つのゼリーに約100~180kcalが含まれていますので4個前後摂取することで不足分を補えることになるんです。

エネルギーゼリーと同じく摂取して頂きたいのが↑↑の2RUNです。マラソンを走ると汗をたくさん掻きます。そうすると汗と一緒にミネラルが失われる為に脚がつりやすくなってしまうのでこの2RUNで脚のつりを予防して頂けたらと思います。エネルギーゼリーは本当にたくさんの種類がありますのでほんの少しですが商品の特徴などをご紹介していきます。

↑↑アミノバイタルパーフェクトエネルギー(約180kcal)特徴としてはとても飲みやすくカロリーも高め。アラニンという成分は肝臓の動きを助けてくれるのでエネルギーを摂取できる同時に脂肪燃焼も促してくれる。少し大きい為に携帯性には少し不便を感じる事も。

メダリストさんのゼリー(106~107kcal)カロリーとしては少し低めですが、クエン酸とはちみつが含まれている為に疲労軽減に役立つ。飲みやすく45gの為に携帯性に優れている。(一般的のゼリーの重さは180前後の為に約4分の1の重さ。)自分はウルトラマラソンの際に摂取することが多いです。(自分はフルマラソンの距離だと何も摂取しない。)

グリコさんのONE SECOND(165kcal)飲みやすくエネルギーも高め。女性に人気商品(特にレモン味)クエン酸とカリウムが含まれている為に脚のつり防止にも役立つ成分が含まれています。少し大きめなので携帯性に少し不便を感じる事も。

ザバスのPIT IN(170kcal)カロリーは高めですが少し水分が少ない為に人によっては水と一緒に飲まないと取りにくいという意見も。ナトリウムやカリウムも含まれている為に脚のつり予防にも役立つ。男性には人気商品。少し小さめの為に携帯性には便利。

パワーバーGELタイプ(116kcal)。カリウム、ナトリウムが含まれている為に脚つり予防に役立つ。カロリーは少し少な目ですが41gと軽いので携帯性には便利です。水分がほとんどない為に水分と一緒に摂取しないと摂れない。まだまだたくさんの商品がありますが多くの方が実際に使っている商品をご紹介していきました。ただ、摂るだけでなく摂取するタイミングも大切です。これからフルマラソンに挑戦される方に少しでも役にたって頂けたら幸いです。