10kmタイムトライアル&上り坂と下り坂

大阪城公園で10kmのタイムトライアルをしました。これからマラソンを走る方にとって、10kmのタイムというのは気になるのではないでしょうか?10kmのタイムが速くなればマラソンも速くなる!という単純なものではありませんが、目安となるので皆さん真剣でした。マラソンを走ったことがない方も参加していただき、普段やらない練習に刺激が入ったようです。

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スタートは夕方でしたが、まだまだ暑さが残ります。スタート前は緊張感が漂い、私もドキドキ。それぞれのペースで距離を重ねます。「スタートから突っ込んで走るので、最後はばてました」という方は、一番きつく感じる6km〜8kmぐらいを一緒に走りました。走っているうちにリズムが戻り、ペースも上がったので、良い練習ができたと思います。

 

マラソンは長い時間、長い距離を走るので、気持ちも体もきつくなる場面が多くあります。ただ、そこからだらだらとペースを落としてしまうのか、そこから踏ん張って我慢するかでタイムは随分と変わります。1kmを1秒速くなるだけで42秒も速く走れます!リズムをキープしているうちに、きつさが楽になる時があります。

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自分の限界だと感じるところから、もう少し頑張ってみることで、自分が考える以上の力が出せることがあります。限界値を高くしていくことで走力がアップしていきます。次の電柱まで。。次の信号まで。。もう少し頑張ってみませんか?

 

別日で上り坂と下り坂の講習会もしました。上り坂や下り坂は大なり小なり、どの大会にもあると思います。少しのコツで楽に走れたら、もっと楽しく走れるようになると思います。参加者の方たちも普段やらない練習に、しんどいながらも楽しそうでした。

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実業団の時は、上り坂のインターバル1km+500mを10本したり、ひたすら3kmの上り坂を3本走ったり、本当に終わるのだろうか?と思う練習がありました。走っているうちに効率の良い走り方を体が覚えていくような感じです。しかし、市民ランナーには時間が足りず、足を痛めてしまう可能性も高いので、私の経験からアドバイスをさせていただきました。

 

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少しのコツで楽に走れるなら、絶対そちらの方がよりランニングを楽しめます。しんどい練習をするのも、健康の為に走るのも、自分の身体を使うので、しっかりと自分と向き合うことになります。ランニングをきっかけに、より充実した毎日が過ごせると良いですね。