マラソンに適したペースとは? 自己ベスト更新の為のワンポイントアドバイス!!

10月下旬の大阪マラソンを皮切りに各地でマラソン大会が開催されています。森ノ宮、神戸、西宮などでのランニング教室での参加者さんから「自己ベスト更新できた!!」などの喜びの声をたくさん頂いております。今回はマラソンでの自己ベスト更新に向けてのアドバイスをさせて頂きます。前半よりも後半にペースアップさせる走り方です。市民ランナーはスタート時間の約1時間前からスタート地点に並ばないといけません。その為に思うような体操やウォーミングアップが出来ないために身体がきちんと温まっていません。それなのに前半から速いペースで走ってしまうと、身体に負担がかかってしまい後半の失速に繋がってしまいます。私がアドバイスさせて頂いているのは前半の21kmは少しゆっくりと走り後半にペースアップしていく走り方です。今回、見事に自己ベストを15分以上更新し目標のサブ4を達成された方(女性)のラップ表を掲載します。
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↑↑は大阪マラソンを走られた方のラップ表です。前半の20kmは1時間55分31秒に対して、後半の20kmは1時間49分29秒と後半の20kmの方が6分もペースアップしています。
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↑↑は岡山マラソンを走られた方のラップ表です。前半の21kmが1時間55分53秒に対して後半の21kmは1時間52分と後半の方が約4分ペースアップしています。
多くの方は30km以降にガクッとペースダウンしてしまいます。30km以降のペースダウンを防ぐには前半を抑え気味に走り30km以降にペースアップ出来る余力を残していることが大切なんです。
これからのマラソン大会に向けて参考にしてみてください。