絶対ほどけない靴ひもの結び方

走健塾で指導してる中学生が、絶対!というほど練習中に靴ひもがほどけます。結ぶ姿を見ていると、ギューっと力強く蝶々結びをしているのですが、靴ひもの素材なのか、見せかけだけの力強さなのか?ほどけるんですよね。結んだひもも長くて、見ている私が気になります。

 

靴ひもがほどけると、ほどけた反対の足で踏んでしまい、転倒につながる可能性があります。ただ転けただけと思っていても、骨に亀裂が入ることもあります。打ったところが痛くて、走りのバランスを崩してしまうと、本格的な脚の故障(痛み)につながります。

 

レースでも練習でも、1秒を短縮するために頑張っているのに、『靴ひもを結び直す』ということでタイムロスはしたくないですよね?そこで、今回は絶対ほどけない靴ひもの結び方を紹介します!

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まずは、普通に蝶々結びをします。蝶々結びが出来ない方は、まず蝶々結びをマスターして下さい。

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蝶々結びをした、輪っかになるところ(上の写真を参照)を少し余裕をもってとります。

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そして、その輪っかのところだけをぐるっともう一回結びます。止め結びというようです。

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わかりますか?輪っかの部分も、ひもの先端部分のところも全部一緒にもう一回結んでも良いのですが、輪っかのところだけの方が、スッキリします。このシューズはそんなにひもが長くないので、これで完了でも良いのですが、たまに長いひもがありますよね?そんな時は。。。

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これでほどけてみろ!!と言わんばかりに、全部を甲の部分に差し込みます。私は大事な練習やレースの時は、ひもが短くても安全策で差し込んでいました。これで絶対にほどけません!!!参考にしてみて下さい。